DANGAL(ダンガル)はやはり感動の嵐だった|インド史上最高のスポコン映画!|アーミル・カーン

アマゾンで、ダンガルが見られるようになったので、遅ればせながら私もダンガルを鑑賞しました!自分の中でかなり期待していたのですが、期待値を超える素晴らしさでした!

皆さんにオススメしたい作品の一つなので、記事にします!

 

キャスト・監督

アーミル・カーン(マハヴィル)

 

「きっうまくいく」「チェイス」「PK」など、数々のヒット作を演じてきたインド3大カーンの一人。
近年では、監督としても大活躍しています。

ストイックさでも有名なカーン、本作品では、短期間での肉体改造でも話題を呼びました。

 

 

 

ファーティマー・サナー・シャイク(ギータ 青年期)

 

 

1992年生まれで、1996年にTVドラマにて子役としてデビューしています。
『Akaash Vani』、『テーブル21番』など、数々の映画に出演。

2018年の最新作でアーミル・カーンが主役を務める「Thugs of Hindosta」という映画にも、出演します!

 

 

 

サニャー・マルホートラ(バビータ 青年期)

 

 

「Dangal」がデビュー作。
劇中で、彼女のレスリングシーンは少なかったのだが、ギータ役のファティーマーと同じレベルのレスリングトレーニングをこなした。

その後は、「Pataakha」「Badhaai Ho 」でどちらもヒロインを演じており、順調にキャリアを積み上げている。

 

 

ザイラー・ワシーム(ギータ 幼少期)

 

「Dangal」がデビュー作。
ナショナルフィルム賞で助演女優賞を受賞。
(Dangalを演じた時点で15-16歳だったはずだが、映画では少々幼く見えた気がする。)

『Secret Superstar』でインドのアカデミー賞と言われるFilmfare Awardsで最優秀女優賞を受賞する。

 

 

 

スハーニー・バトナーガル(バビータ 幼少期)

 

「Dangal」がデビュー作。

今の所、「Dangal」以外の作品への出演はない様子。。。

 

 

 

 

 

 

監督:ニテーシュ・ティワーリー

 

 

『Chillar Party』で監督デビューし、インド国際映画祭で最優秀児童映画賞、脚本賞を受賞。その後、『Bhoothnath Returns』もインドで大ヒット。

 

 

 

 

あらすじ

誰よりもレスリングを愛し、インドの国内チャンピョンまで上り詰めたが、生活のために引退したマハヴィル(アーミル・カーン)。母国に国際大会の金メダルをもたらす夢は、まだみぬ息子に託した。しかし、子供4人はみんな娘だった。

長女、次女が男の子をボコボコにしているところを見て、マハヴィルは2人に格闘DNAが入っていることに気づく。
そこから、マハヴィルは2人をレスラーにするため、厳しいトレーニングをさせた。

二人は嫌々トレーニングを始めた。鬼のような父が、二人は嫌だった。
ある日、友達の結婚式に行った時、幼い花嫁から意外なことを言われる。「14歳になったら、顔も知らない男に嫁がせるような私の親よりも、あなたの父親はよっぽど娘思いだわ。」と。

父の優しさに気づいた二人は、翌日から真剣に特訓に励んだ。
月日が経ち、長女ギーターは全国優勝を果たす。インド代表となったことで、国立スポーツアカデミーに入団し別のコーチから指導を受けることになる。国際試合へ挑戦していくのだが、国際大会ではなかなか結果を出せないギータだった。。。。

 

とりあえず、感動する

はい。予想はしていたのですが、予想通り超感動しました。

父の愛、その愛に応える娘たち、親戚の男の子、みんな揃って人情にあふれていて、心があったかくなります。そんなみんなが、1つの目標に向かって頑張る姿は見ているだけで応援したくなります。そして、そんな彼らが夢を叶える姿を見て、当然のように涙が溢れてきました。

特に一番感動したのは、国歌斉唱のシーン。。。。
ネタバレになるので、これ以上は言えませんが。。。素晴らしかった。。。(まあ、ほぼネタバレしてるみたいなもんだけど。。。)

 

レスリングの特訓&肉体改造

この映画では、レスリング経験のない俳優5人が、真剣にレスリングの特訓に励み、見事なレスリング姿を見せてくれます。

 

ギータとバビーターの幼少期&青年期の4名の女優、全員がっつりトレーニング。

 

アーミル・カーンの激しい筋トレと肉体改造がよくわかる動画

 

DangalとMary Komの共通点

Mary Kom(メアリー・コム)は、プリヤンカー・チョープラー様主役のボクシング映画です。
こちらも、超感動するスポコン映画ですが、Dangalと多くの共通点がありました。

 

貧乏な村出身の女の子が格闘技で世界を取る

Mary Komは、マニプル州の村出身の女の子。
ボクシングが大好きだったMaryは、家族の反対を押し切って、ボクシングを習った。
お金がない中でも、必死にトレーニングに励み、数々の世界大会で優勝します。

こういう映画を見ると、インドは人口が多すぎて、才能あるスポーツマンに適切な指導が行き渡っていないことがよくわかります。

 

インドのスポーツ会の問題提起

Dangalでも、スポーツ会が腐敗している様子が垣間見られました。補助金を適切に分配しなかったり、コーチが異様に利己主義だったり。。

Mary Komでも、大きな大会で成績を残したにも関わらず、補助金も満足に与えられず、競技者へのサポート体制が整っていないことが問題視されていました。

 

 

まとめ:とりあえず、ダンガル見てね!

まあ、記事でいくら書いたって、良さを100%伝えることはできません。
アマゾンプライムならレンタルで500円。DVDもあります。
ぜひ、見て見て下さい!

 

・大阪大学ヒンディー語専攻卒業 →1年半インドに留学(その間大学は休学) ・現在外資系コンサルタント1年目