【徹底解説!】オートリキシャの乗り方&値段交渉方法!

インドのオートリキシャ

こんにちは!マヨです!

 

突然ですが、
「あなたはインドのオートリキシャに乗ったことはありますか。。。?」

 

駐在員の皆さんは、リキシャに乗ったこともない人が多いと思います。
でも、貧乏留学生は、リキシャヘビーユーザーですw

私も、インド留学中に、ほぼ毎日オートリキシャに乗ってました。
何より、安くて、楽!

 

最近は、ウーバーやオラが増えてきて、比較的安くタクシーに乗れるようになってきましたが、
やはり近場では、オートリキシャが最強だと思います。
アプリを開いて呼ぶ必要なし、安い!

 

でも、日本人はどんなに短距離でも、リキシャではぼったくられちゃうのでタクシーより高くなtちゃった。。。
みたいなこともあると思います。

 

そこで、今日は、オートリキシャの乗り方と、値段交渉の方法をお伝えします!

 

リキシャを選ぶ&止める

まずは、リキシャを選びます。

選ぶ????
どれも一緒じゃん!って思いますよね!
でも、選べるときには選んだほうがいいです!!!

 

駅からリキシャを捕まえる

駅から出てくると、リキシャのおっちゃんが群がってきますよね?
駅は、リキシャを選び放題です!

駅を出ると、
「どこ行くの?」「とりあえずついてこい」みたいな激しいノリで声をかけてくるおっちゃんがいます。

 

このアグレッシブなおっちゃん達は、無視しましょう!

 

こういうアグレッシブなおっちゃん達は、大概、値段交渉もアグレッシブで、ぼったくられます。交渉するのも一苦労で疲れます。

 

私は、少し歩いておっちゃん群衆を抜け、
静かに自分のリキシャに座ったままの落ち着いたおじいちゃんを選びます。
こういうおじいちゃんは、優しい確率が高いです。

 

 

道端でリキシャを捕まえる

道端では、リキシャは選ぶというより捕まえるだけです。

捕まえ方は、適当に手をあげれば止まります。
日本のタクシーと一緒です。

相手の視界に入らず気づかれない時は、
「オートー!!!」と叫ぶと気づいてくれることもあります。

 

 

 

リキシャのおじちゃんに行き先を伝える

 

リキシャを選ぶor止めると、交渉が始まります。

ここでポイントがあります!

 

交渉が終わるまでリキシャには乗ってはいけません!

 

乗っちゃうと、立場が弱くなっちゃいますからね。
まだ乗るとは決めていない状況で話を進めましょう。

 

リキシャの外に立ったまま、まずは、行き先を伝えます。
「I want to go to ——」なーんて、頑張って長ったらしい文章作らないでください。
行き先だけ大きな声ではっきり言いましょう。
インドは基本的にうるさいので、大きな声を出すことが重要です。

 

私は、
行き先だけを言うか、
「〜ジャーナー ヘ(〜行かなきゃいけないんだけど)」
「〜チャロゲー?(〜行ってくれる?)」
と言う風に、聞いていました。

 

行き先を言った時点で断られることもよくあります。
これは、嫌われてるとかではないです。
リキシャを借りて仕事をしているおっちゃんは、「何時までにリキシャを返さないといけない」みたいな事情があるので、遠かったり、返却場所と逆方向だったりすると、行ってくれません。
そういう時はさっさと違うリキシャを探しましょう。

 

 

 

リキシャの値段交渉

行き先に合意したら、次はいよいよ値段交渉です。
値段交渉が終わるまで、リキシャに座ってはいけませんよ!

 

①メーターがついているリキシャはメーターを使ってもらう

まず、メーターがついているリキシャでは、メーターを使ってもらいましょう。
メーターが一番安いです。99%確実に安いです。

「ミータル セ?」

と聞くと、「メーターで行ってくれる?」という意味になります。
こう聞いて、「ティーク ヘ(OK)」「ハーン(YES)」と言ってくれたら、こっちのものです。
※インド人のOK、YESの時の首の振り方は独特です!知らない人はこの動画を見てね!

ただ、素直にメーターを使ってくれるおっちゃんは少ないです。
「メーターは壊れてる」と言い張る人もいます。(本当に壊れている時もある)
私は、「えー?本当に壊れてるの?私が直してあげる!」とか言いながら、スイッチオンして、「うん!大丈夫!治ったよ!」とか言う、荒技を使ったりしたことがありました(笑)

 

でも、ここまで攻めれる人は少ないと思います。
メーターを使ってくれない不親切なおっちゃんはやめて、他のリキシャを探すか、
値段交渉をして、交渉価格で行ってもらいましょう。

 

 

②値段交渉を頑張る

もし、あなたが大体どのくらいの運賃がかかるのか知っているなら、その金額を先に言いましょう。(主導権を握るべし!)

 

運賃なんて、わからない!と言う人がいるかもしれませんが、
宿泊しているホテルやゲストハウスの人に前もって聞いとくなどすれば良いのです。
この、事前に値段を知っておく努力は大事です!

値段交渉は、ヒンディー語の数字を知っておくと最強です。
(ヒンディー語の数字の動画はこちら
無理なら英語でやるしかないです。

 

こちらの希望の値段を言って、受け入れてくれると良いですが、
そうでない場合は、より高い値段を言ってくると思います。
そう言う場合は、「ナヒーン (NO)」と、相手の値段を否定しつつ、自分の希望の値段を繰り返し伝えましょう。

 

まあ、そうはいっても自分の希望通りの値段で行くのは簡単なことではありません。
適度な妥協点を見つけましょう。

 

 

 

交渉がうまくいかない場合は、諦めが必要

頑張って交渉しても、相手が法外な値段で譲らないことがあります。
そう言う時は、そのリキシャに乗るのは諦めて、違うリキシャを探しましょう。

頑張って根気強く交渉することもできますが、
そう言う図太いおっちゃんは、交渉後もあの手この手でお金を取ろうとします。
混んでるから、値上げ〜
荷物多いから、値上げ〜
とか。

または、他の乗客を相乗りさせてきたりします。

 

リキシャが周りにいっぱいいるなら、
誠実に商売しているリキシャのおっちゃんを探しましょう。

 

 

 

乗ってからの条件変更に要注意!

 

一生懸命値切って、
やっと納得できる値段で妥協して、
いざ座って、
「出発進行!」と思ったのに、
そのあと、値段を釣り上げてくるリキシャのおっちゃんがいます。

 

そう言う時、私は、
発車してすぐの場合は、問答無用で飛び降ります。(危ないから注意してね!)
到着後に当初と異なる値段を言ってきた場合は、がん無視して、当初の値段だけを渡します。
受け取らない場合は、椅子にお金を置いて、サクッと立ち去ります。
ごちゃごちゃ叫んでくる場合もありますが、ガン無視です。
(もちろん、相手が殴りかかったりしない程度で。。。)

私の先輩は、リキシャのおっちゃんと大げんかして、
渋滞中に降りたと言うツワモノもいました。。。。

 

ただ、値上げの理由が正当な場合は、値上げに応じましょう。
行き先を間違って伝えたため、走行距離が長くなってしまったり、
リキシャのおっちゃんも自分も予期せずして、通行止になっていたり、
雨季で道路が水浸しで迂回しないといけなかったり、
こう言うことはよくあります。

道路が水浸しなのはあなたのせいではないですが、
あなたはリキシャのおっちゃんよりお金があるのですから、
そう言うハプニングの際には広い心で負担しましょう。

 

お気に入りのリキシャのおっちゃんを見つける

もし、あなたがインドに長期滞在していて、
しょっちゅう同じ場所へ行くのにリキシャを利用する場合は、
お気に入りのリキシャのおっちゃんを見つけるのはありです。

「何時にここにきてね!」と約束できれば、
値段交渉などめんどくさいことを省くことができます。

本当に信頼できるヤツだったら、電話番号を教えもらうのもありでしょう。
こうやって、信頼できるおっちゃんを見つけることが、
インド生活を楽にする秘訣です。
(これはリキシャに限らず、果物や野菜売りのおっちゃんやおばちゃんにも言えます)

 

こうした、「愛用リキシャ」を決める際には、乗り心地も大事です。
振動が少なくて、シートがお尻に優しいものを選ぶといいですよ!

 

 

乗合のリキシャが最安

駅からは、乗合リキシャが出ている場合もあります。
通常サイズのリキシャに3人乗ったり、
大きいサイズのリキシャに乗り合わせたりします。

この手のリキシャは、運転する側も乗る側も、
目的地をだいたい把握しています。
そして、降りたいところで、
「降ります!」と言えば降りれます。

 

乗合の場合は、かなり遠くまで10ルピー程度でいけるので、オススメです。
ただし、難易度は高いので、インドに長期滞在している際、慣れてからにしましょう。

インドの乗合オートリキシャ
インドの乗合オートリキシャ

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
私は、あくまでデリーに住んでいたので基本的にはデリーのリキシャ事情です。
他の地域もほとんど同じだとは思いますが。。。
田舎の方はメーターが付いていないリキシャが多いです。

最近は、ウーバーやオラなど、便利なタクシーが増えてきています。
メトロもあります。
バスもあります。

いろんな交通手段がある中で、
最適な交通手段を見つけられると楽です!
そして、代替案を知っておくことも重要です。
リキシャは特に、ストライキなんかである日突然リキシャいなくなったりします。

 

移動がかなりストレスになるインドだからこそ、
いざという時になんでも乗りこなせるように、
知識だけはつけておいたほうがいいですよ!

 

最後に、値段交渉は大事ですが、
日本人は基本的にリキシャのおっちゃんよりも豊かです。
適度に妥協できる心の余裕も大切です。

しかし、ぼったくられたとわかると、憤りを感じてしまい精神衛生上よくないです。
ぼられないように、適切に値段交渉できるようになると、悔しい思いをすることなく、インド生活を楽しめますよ!

 

おしまい!

インドの馬車
インドの馬車(親友のいとちゃんと)
・大阪大学ヒンディー語専攻卒業 →1年半インドに留学(その間大学は休学) ・現在外資系コンサルタント1年目