Mary Kom(メアリー・コム)|プリヤンカー・チョープラーの肉体美を見る!(インド映画)

プリヤンカー・チョープラ様主演のインド映画、Mary Kom(メアリー・コム)を紹介したいと思います!熱い気持ちになれる作品で、プリヤンカー・チョープラ様の肉体美を堪能できるインド映画です!

キャスト&監督

Priyanka Chopra

代表作:
Bajirao Mastani(2016)
Krrish (2013)
Barfi! (2012)、他

Sunil Thapa

代表作:
Chino(1989)、他
※ネパール人俳優で、ネパールの映画に多く出演

 

Darshan Kumar

代表作:
Baaghi 2(2018)、他

 

あらすじ

実在するインドのマニプル州出身のボクサー「メアリー・コム」を題材にした映画。

幼少期からボクシングに興味があったメアリーだが、父親はボクシングには絶対反対。
高校生の時、ひょんな事から有名なボクシングコーチ、ナルジート・シンに出会う。その後、父親には隠しつつボクシングをスタート。

才能と根性のあるメアリー・コムは、数々の世界大会で優勝。その後、メアリーを絶えず応援してきた恋人オンレルと結婚する。

結婚後、予期せず妊娠し、一時はボクシングをやめるが、諦めきれないメアリーは出産後にボクシングを再開。厳しいトレーニングを積み、華々しく復帰する。

 

感想

私は、メアリー・コムという人物を全く知らなかったため、彼女の人生を知ることができたこと、また、インドボクシング界(というかスポーツ界)が直面する組織的な問題や、マニプル人がインド人ではない部外者とされ差別される場合があることなど、多くの知識を得ることができ、非常に興味深かったです。

ダンスシーンはなく、真面目なスポーツ映画でした。(メアリー・コムは、映画撮影前にプリヤンカー・チョプーラーに「ダンスシーンはあるの?」と聞いたらしいw)

実際のストーリー以上に手の込んだ起承転結や演出はなかったので「超感動」「ハラハラドキドキ」という感じではありませんが、だからメアリー・コムの人生そのものに感動することができました。

メアリー・コムという荒削りで根性のあるボクシングの女王を演じることは、非常に難しかったはず。プリヤンカー・チョープラーの演技力には(またも)感銘を受けました。そもそも、プリヤンカ・チョプラは映画家族ではなく一般的中流の家庭出身。そこから映画界の女王にまで登りつめるのは大変な努力が必要だったはず。貧しい家庭出身で世界チャンピョンまで上り詰めたメアリー・コムとは通じるところがあるようです。

プリヤンカー・チョープラー!

 

 

本物のメアリー・コムとプリヤンカー・チョープラー

本物のメアリー・コムは、マニプル州(インド北東部)出身で顔立ちはモンゴロイド系。
結構美人だと思います。

 

プリヤンカーのインドっぽい顔立ちをマニプル系に寄せようとメイクを工夫しているのは伝わるが、やはり全然系統が違う。

 

また、メアリーは本来マニプル州の言語を話すが、映画の中ではヒンディー語の方言のような言語を話している。ヒンディー語ではあるが、文法や発音が正しくない。

これは、東京人が沖縄方言を話すレベルに難しいのではないかと思うのだが、流石のプリヤンカー様はナチュラルにこなしていた(ように思う)。

 

映画のためにプリヤンカー・チョープラーはかなり鍛え、メアリー・コム直々にボクシングの指導をしてもらったらしい。しかしまあ、本物の試合レベルにはもちろん及ばないですねw
パンチの速度が映画と本物とでは全然違う。(そりゃそうだ)

 

こんなの発見。
インドのテレビ番組
プリヤンカー・チョープラーとメアリー・コムの腕立て伏せ大会。(結果は明白だが。。。)

 

 

最後に

上映時間は2時間なので、非常に見やすいです。
2時間でメアリー・コムの人生やインドの社会問題を知り、プリヤンカー・チョープラーの筋肉を見る事ができます。

映画として「不朽の名作」というほどではありませんが、とても興味深い作品です。

Netflixで気軽に見られるので、ぜひ見てみてください!

・大阪大学ヒンディー語専攻卒業 →1年半インドに留学(その間大学は休学) ・現在外資系コンサルタント1年目

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