インド留学中、様々な「ありえねー」事件に出会いました。
その中でのBEST3(WORST3?)をご紹介します。
第3位:
朝起きたら家が水浸し!?(2階なのに。。)
季節は雨季。
家は4階立て。私の部屋は2階。バルコニーに面していました。
水はけの悪いインドの道路が洪水を起こすのはいつものこと。
でも、私の部屋は2階だから、雨には強い!と思っていた。
ある朝、
眼が覚めると、ベットが水に浮いてる。。。?いや、実際に浮いてるわけじゃないんだけど。
原因は、屋上の工事でした。
インドでは、すでに存在する建物の上に新たな階を増設するのが一般的。
大家さんの懐に余裕ができたら、今後のさらなる利益のために、階を増やして住人を増やすのです。
しかし、インドの工事はテキトー。ゴミやら土やらに気を使わずに工事を進めます。
こちらが、私が住んでいたアパートの全体図と浸水の原因。
工事で発生した土が、大量の雨水とともに3階のバルコニーを通り2階のバルコニーへ。
バルコニーから下に伸びる排水管が土のせいでつまり、2階バルコニーに水がたまる。
バルコニーと部屋を隔てるドアの下の隙間から大量の水が侵入。
こういうわけで、朝起きたら「え?私のベット水の上に浮いてる?」と唖然。
でも、どーしようもないので、とりあえず床に落ちてるものを救出して、原因を探る。
排水管に水が溜まっていることを知った私は、近くに落ちていた棒で排水管のゴミを取り除くべく、つつく。
その瞬間。
ブシューッ!!!!!!
排水管の土・ゴミが取れて、汚い水が噴射!
私の顔を直撃w
もう、、、、、散々だ、、、、、、。
掃除、濡れた本の乾燥、大家との賠償金、、、、
インドは疲れる国だと実感した雨季の1日でした。
第2位:
対向車線のトラックが炎上?!次は我が身か。。。?
季節はちょうど数年前の今頃。霧の季節でした。
インド人の友達4人と私でデリーから266キロ離れたジャイプルに旅行に行くことに。
友達の車の運転で行くのだが、ホテル代をけちるために深夜2時ごろ出発。
今考えたらかなり無謀。。。当然、暗闇と霧で前が見えにくい中運転することに。
途中から、かなりの濃霧になり、車の先1メーターぐらいしか見えなくなりました。
道路の白い線が、まっすぐ進むための頼みの綱でした。
そうこうして進んでいくと、、、
突然反対車線に炎が出現!
大型トラックが炎上している!
※写真はイメージです。一瞬のことで写真は撮れませんでした。
お願い、爆発しないで!!!と神様に祈りました。
大学受験の時にも太宰府天満宮に断固としていかなかった私が、神頼み。
ま、無事、数秒後にはトラックは後ろに過ぎ去りましたが。
そりゃ、事故も起きるよな。。。てか、私たちの車も同じ運命に合う可能性だってかなり高い。。。
それでも歩みを止めないバカ5人組は、到着予定時間を大幅に遅れつつも無事ジャイプルにつきました。
第1位:
猿が部屋に侵入?!絶体絶命の死闘!
夏の暑い日。
電気代をケチってクーラーはつけず、窓を開け放ち、ベットに寝転がってインド映画を見ていた。
映画を見ながらうたた寝。。。。。最高の休日〜♪
うたた寝からふと眼が覚めると、
窓枠に猿が。。。。?
これは夢か?現実か?
夢じゃない!!猿だ!!!やばい!
インドでは猿でも犬でも噛まれたら大事。狂犬病を持っているかもしれないからだ。
「最悪の場合は狂犬病で、死ぬかもしれない。」
頭をよぎる最悪の事態。。。。(実際、72時間以内に注射を打てば死ぬことはない)
猿はあいかわず窓枠に座り私を威嚇している。
「猿は長い棒を怖がる」と以前聞いたことを思い出し、
背を向けずに棒があるキッチンにそーっと移動。
すると、、、、
猿が冷蔵庫を開けている!!!!!!そして、卵を床に落として遊んでいる!!!
後にインド人に聞いたのだが、猿が卵落としゲームをするのはよくあることらしい。
猿は2匹いた!
そして1匹はすでに侵入!!
もうだめだ。。死ねる。
玄関のドアを開けて、
「ガル メン バンダル へ!!!!! バチャーオー(家の中に猿がいる!助けてー!!)」と叫ぶ。
すると、1階にいたインド人が来てくれた。
しかし、大声にびっくりしたのか、もう部屋に猿はいない。
お迎えのお店の主人曰く、猿はバナナを持って外に逃げて行ったという。
ひとまず、一件落着。。いやーインドはスリリングだ。。。
まとめ:
何が起こるかわからないインド。細心の注意を。
以上、「私のインド衝撃事件3連発!」でした。
かなり衝撃的なものばかりだと思います。
しかし、私が衝撃事件に巻き込まれる才能があるわけではなく、インドではいつ起こってもおかしくないようなものばかりです。
インドに住んでいる方、インドに旅行しに行く方は、いろんなリスクを考慮して細心の注意を払ってくださいね。
余談ですが、
私は社会人1年目ですが、上司に「度胸あるなー」と言われます。
でも、こんな死闘を繰り広げてたら度胸ぐらい自然につきます、、、、w
おしまい。