こんにちは、インドガール・マヨです!
私は、2019年11月に、「International Tourism Mart」というイベントに参加してきました。
これは、北東インドの観光を促進するため、インド観光省が開催するイベントです。(壮大なイベントでしたので、こちらも記事にします!)
マニプル州の中心都市であるインパールに3日間滞在し、観光もしっかりしてきました。
今回は、インパールで訪れた観光地をレポートしていきます!
Loktak Lake (ロクタク湖)
ここは、かなりインスタ映えポイントです!
湖の空の境界が曖昧で、なんとも幻想的な写真が撮れます。
ロクタク湖は、北東インド最大の淡水の湖です。この湖は、水深10メートル程度ですが、その上に、小さな島のようなものが浮いています。この島は、自然にできたものです。現地の人々は、その上で野菜などを栽培するそうです。
ここでは、ボートに乗って、「floating house」と言う家に行くこともできます。
floating houseは、ここで野菜栽培などをして働く人の休憩所だそうです。
カングラ・フォートでの「光と音のショー」
あまり期待せずに見に行ったのですが、素晴らしかったです。
噴水に絵を投影し、光と音でマニプルの歴史を教えてくれます。(ストーリーは英語)
かなり技術が高く、美しさとストーリーの両方を楽しむことができました。
各国から集まった観光客も、「インパールでこれほどのものが見られるとは予想していなかった。」と大絶賛していました。
Imphal peace museum(インパール平和記念資料館)
インパール戦争の記念資料館です。
ここでは、インパール戦争で日本軍が身につけていた服や道具等が展示されています。
また、当時のマニプルの様子も展示されています。
安倍総理の直筆の書「和平」の文字も大きく飾られています。
インパール戦争についてはあまり知らない人も多いと思いますが、日本にとっては「大敗した愚かな作戦」として忘れてはいけないものです。
6万人以上の日本兵が命を落としましたが、その半数は飢餓や病気によるものでした。
一方で、インド人にとっては、「インド独立を導いた戦い」としても重要です。
インパール戦争の中で、日本側の捕虜となったインド兵は、日本軍の後押しを受けて「INA(India national army、インド国民軍)」を形成しました。
このINAは、イギリスからのインド独立に大きく寄与しました。
これにより、「日本はインドの独立を助けた」という構図になったのです。インド人が親日な根本的な理由は、ここにあるのです。
Keibul Lamjao National Parkでサンガイを見る
Keibul Lamjao National Park(国立公園)は、世界で唯一、湖に浮かぶ動物保護区です。
この国立公園には、マニプル州にのみ生息する鹿、「サンガイ」が住んでいます。
ただ、広大な敷地に住むサンガイを遠くから見るだけになってしまうので、あまり時間をかけて楽しめるものではありませんでした。
景色はとても良いので、サクッと行って、望遠鏡越しにサクッとサンガイを見るのはオススメです!
Lady’s market
世界で唯一の「女性だけの」マーケットです。野菜や服など、いろんなものが売られています。
500年以上の歴史を持つこのマーケットでは、3000人の「Emas(お母さん)」によって運営されています。(男性の出店は禁止されています。買い物は、男性でもできますよ〜)
残念ながら、私が行った時には、停電していて外の一部しか見ることができませんでした。。。
でも、服はと〜ってもたくさんあったので、ショッピング好きにはたまらないと思います。
売っているのは女性ばかりですが、紳士服もあるので、だれでも楽しめますよ〜
世界最古のポロ競技場「The Imphal Polo Ground」
マニプルは実は、ポロ発祥の地です。昔、王族が遊んでいたのを、イギリスが取り入れて、「ポロ」と名付けたそうです。そのため、マニプルには、世界最古のポロ競技場があります。ポロを見るのもよし、外からスタジアムを見るのもよし。Lady’s marketから徒歩3分のところにあるので、まとめてみに行くのが良いと思います!
インパールには、見所がいっぱい!でも、長期滞在には向かないかも?
いかがでしたか?
インパールには、観光スポットが色々あります!ただ、全て1日で回れちゃったので、長期滞在はする必要がないと思います。
マニプル州には、インパール以外にもたくさんの場所があります。
街を少し離れると、洞窟や滝など、大自然が広がっています。
インパールに1日滞在し、その後、より大自然が広がる山の方に行くのが、良いプランだと思います!
この記事が皆さんのお役に立てたら幸いです!
ではまたね〜