インド式数字「Crore(カロール)」「Lakh(ラーク)」って何?
仕事でインド人と関わる機会のある人は、「Lakh(ラーク)」「Crore(カロール)」っていう言葉、聞いたことありますよね?
「Lakh(ラーク)」「Crore(カロール)」は、ヒンディー語の数の言い方です。
Lakh(ラーク)=10万
Crore(カロール)=1000万
この言い方を、インド人は英語を話しているときにも使用します。
インド式数字は、という2つの特徴があります。
①そもそもカンマの打つ位置が国際標準と異なる。
②Lakh、Croreなど特殊なヒンディー語由来の単語を用いる
この2つの特徴を、下の表にまとめました!
インドビジネスの中で、インド式数字の数え方は必須スキル!ぜひ覚えましょう!
インド式数字一覧表
ヒンディー語 | 読み方 | インド式 英語表記 |
インド式カンマ | 国際標準カンマ |
एक | エーク | One | 1 | 1 |
दस | ダス | Ten | 10 | 10 |
सौ | ソー | Hundred | 100 | 100 |
हज़ार | ハザール | Thousand | 1,000 | 1,000 |
दस हज़ार | ダス ハザール | Ten Thousand | 10,000 | 10,000 |
लाख | ラーク | Lakh (Lac) | 1,00,000 | 100,000 |
दस लाख | ダス ラーク | Ten Lakhs | 10,00,000 | 1,000,000 |
करोड़ | カロール | Crore | 1,00,00,000 | 10,000,000 |
दस करोड़ | ダス カロール | Ten Crore | 10,00,00,000 | 100,000,000 |
अरब | アラブ | Arab | 1,00,00,00,000 | 1,000,000,000 |
दस अरब | ダス アラブ | Ten Arab | 10,00,00,00,000 | 10,000,000,000 |
खरब | カラブ | Kharab | 1,00,00,00,00,000 | 100,000,000,000 |
दस खरब | ダス カラブ | Ten Kharab | 10,00,00,00,00,000 | 1,000,000,000,000 |
नील | ニール | Neel | 1,00,00,00,00,00,000 | 10,000,000,000,000 |
दस नील | ダス ニール | Ten Neel | 10,00,00,00,00,00,000 | 100,000,000,000,000 |
こちらが、ヒンディー語の桁の大きい数字についてのレッスン動画です!
発音が気になる人は、見てね!
まとめ&復習!
Lakh(ラーク)=10万
Crore(カロール)=1000万
今日は、これをしっかり覚えようね!
エクセル上で数字をインド式コンマの表記に変える
ちなみに、今回インド式数字のコンテンツを作るにあたり、エクセル上で数字をインド式コンマの表記に変える方法を学びました。
サクッと紹介します。
パソコンのコントロールパネルから地域設定をインドにして、
デフォルトでインド式数字に設定することも可能です。
ただし今回は、デフォルトは国際標準のままで、単発でインド式数字に書式を変える方法を紹介します。
1.書式を変更したいセルを選択した状態で「セルの書式設定」を表示。(ctrl , 1 )
2.「分類」を「ユーザーの書式設定」に選択
3.青枠の「種類」の欄に以下のコードをコピペ
[>=10000000]##\,##\,##\,##0;[>=100000] ##\,##\,##0;##,##0
このコードのソースはこちら。
ただし、この方法では難点があり、
10Croreまでしかコンマが表示されません。。。。
これ以上の桁にもコンマを表示させるコードは見つけられなかったので、また見つけた時に紹介したいと思います。
おしまい♪
本日は、桁の大きな数字について学習しました。
「桁が小さい数字」について知りたい人は、こちらも見てね!